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結婚を避けたい遺伝病
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結婚を避けたい遺伝病
結婚前に、お互いの素質を知っていると、、長い結婚生活の設計にたいへん役立ちます。
婚約時代に、お互いの遺伝的な欠点を発見したからといって、すぐに結婚解消という方法をとらなくても、二人の努力と理解で、この欠点を是正していくこ老もできるでしょうし、遺伝的な病気があっても、結婚にさしつかえない場合もありましょう。また、子どもにその病気が現われたとしても、治療可能な場合もあるのですから、いたずらに絶望的になる必要はありません。
しかし、結婚の相手に、精神分裂症、躁欝病、精神薄弱などある場合、当事者の不幸はもとより、周囲の人にも迷惑がかかりますから、結婚は避けなければなりません。
こういう病気は、たいていの場合は、家系の調査をすれば判断がつきますが、家系には全然見あたらず、突如として現われたように見える場合もありますし子どもに現われることもあります。この場合は、図のような家系です。
■を精神分裂症の男子とすると、この人の兄弟にも父母にも祖父母にも、分裂症の人はありません。それにもかかわらず、この人だけに現われているのはどうしてでしょうか。
分裂症の遺伝子をaとし、これに対して健康な遺伝子をAとすると、父母、祖父母、兄弟はみんなAAかAaで健康ですが、この人だけ遺伝子の組合せによって、不幸にもaaとなったからなのです。
前にあげたテンカンの場合なども、両親がAaどうしですと、子どもに現われることがありますが、治療法が進んでいますから、結婚、できないということはありません。しかし、病気の出た場合のことは、じゅうぶん考えておく必要がありましょう。
指が五本以上あったり、指の関節が足りなくて極端に短い奇形などは、遺伝子が優性ですから、親にあると必ず子どもに現われますから注意しなければなりません。しかし、これらの奇形は、整形手術で治療し得る場合もあります。
また、ライ病は、もとは遺伝と考えられていましたが、現在は伝染病ということがはっきりしています。ただ、この病気は潜伏期間が長いため、ずっと以前の感染がおそく現われて、遺伝のように思われてきたわけです。しかし、ライにかかりゃすい体質は遺伝するどいわれています。
血族結婚
血族結婚は、近親結婚ともいい、日本でいま問題になるのは、法律上許されている最も近い結婚、いとこ結婚の場合です。
この場合には、劣性で隠れていた遺伝子の働きが、とかく表面に出てくる可能性が強くなります。なぜなら、健康な遺伝子Aに対して、テンカンの遺伝子aのように、働きの弱い遺伝子は、Aaという状態でもたれ、いちおう健康です。ところでこのAaのいとこにあたる人は、近親ですからAaである可能性が多く、AaとAaの結婚の結果、子どもはAA、Aa、aaの三種類の組合せが、一:二:一の割合になり、このaaの人に、今まで現われなかった悪質形質が出てくるわけです。
このように隠れている悪い性質の遺伝子が表面に現われてくる割合は、普通の結婚の数倍以上になります。今の遺伝学の知識では、一人一人に悪質の劣性遺伝子が隠れているかどうかわからないので、近親結婚はできるだけ避けたほうが安全ということになります。
近親結婚によって、精神病、テンカン、白子、ツンボやオシ、全色盲、目が悪く精神薄弱で早死する者、皮膚がかたく裂け目があって早死する者など、いろいろ悪い性質をもつ者が現われる可能性があります。
しかし近親結婚でも、悪い遺伝子をもたない家系なら問題はないわけで、近親結婚の結果がきわめてぐあいのよい場合もあります。
イギリスの生物学者ダーウィンは、「種の起源」を著わした世界的な大学者で、父も祖父も医者としてりっぱな人でした。彼はいとこ結婚をしましたが、その子ど竜たちも優秀で、りっぱな家系として有名です。これは、近親結婚がよい結果を現わした例といえましょう。
一方、近親結婚による不幸な例は、スペイン王家のドン・カルロスに見られます。スペイン王家は、十五、六世紀ごろ近親結婚が多く、フィリップニ世は、父方からいっても、母方からいってもいとこにあたるマリーを妃として、ドン・カルロスが生まれましたが、彼は幼児から精神錯乱状態で、父王に幽閉され、若くして牢死したと伝えられています。そのほか、この王家には、近親結婚によるいくつかめ欠陥が現われ、近親結婚の悪い例になっています。
月経の調節はどうしたら
結婚式当日が、どうしても月経予定日になるので、月経を調節したいというとき。
そのためには、ホルモン注射や錠剤を使用するわけですが、ホルモンの働きというものは非常に複雑で、同じ種類のホルモンでも、その使用量、あるいは使用する時期によって、まるで正反対の働きをすることもあり、全く効果を現わさないこともあります。
それで、結婚式の時期が卵巣の働きのうえからは、いったいどういうホルモンがよけいに出ている時期にあたるかを見きわめて、使うホルモンを考えます。ここで、ごく一般的なホルモンの使い分けを書いてみますと、
月経を遅らせたいときは、
①月経終了直後、約一〇日から二週間ぐらにわたって、卵胞ホルモンを連続使用。
②予定月経五日ぐらい前から、月経開始まで黄体ホルモンの連続使用。
③予定月経七日ぐらい前から、月経開始まで性腺刺{激ホル.モンを連続使用。
月経を早くしたいときは、
月経直後から約一〇日間、性腺刺激ホルモンを連続使用します。
以上はごく一例で、実行にあたってはともかく専門家に相談することが大事です。
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